110401 : Friday ― 2011年04月01日
Narcissus Flycatcher #6
キビタキ その6。
お相撲さんの琴欧州は、子供の頃ブルガリアで「ちゃんこ」って呼ばれてたんだって。
…と、4人に話したら4人とも信じやがりました。
みんなしっかりしてくれ!
エイプリルフールだ!
キビタキ その6。
お相撲さんの琴欧州は、子供の頃ブルガリアで「ちゃんこ」って呼ばれてたんだって。
…と、4人に話したら4人とも信じやがりました。
みんなしっかりしてくれ!
エイプリルフールだ!
110402 : Saturday ― 2011年04月02日
Narcissus Flycatcher #7
キビタキ その7。
英語圏に住まう友人から要請があり、4月から刺繍の英語表記をつけることにしました。
フランス語やスペイン語も…とつい欲張りに考えがちです。
中国語もいいな。
キビタキ その7。
英語圏に住まう友人から要請があり、4月から刺繍の英語表記をつけることにしました。
フランス語やスペイン語も…とつい欲張りに考えがちです。
中国語もいいな。
110404 : Monday ― 2011年04月04日
Narcissus Flycatcher #8
キビタキ その8。
* * *
「最近は動物のオーダーが多いんですけど、たまには花の刺繍もしたいんですー」
と、ソノエさんに軽口を叩いたら、
「花の刺繍なら他の人もやってるじゃないですか」
と、真顔でさらりと言われ、目が醒めたのは数ヶ月前のこと。
ソノエさんはお客様です。
ずっと何かと気に掛けてくださって、時々メールをくださいます。
今回、寄付を前提とした物を作ろうと考え、
福島県の鳥の刺繍をしよう、とひらめいた時、
「ソノエさん、わたしらしい事ができそうです!」
と、心で彼女に報告をしていました。
もちろん、直接報告のメールをしてもよかったのですが、
なんかちょっと子供っぽくてはずかしいなと思ってしませんでした。
でもブログには書いちゃえ。
とりゃ!
キビタキ その8。
* * *
「最近は動物のオーダーが多いんですけど、たまには花の刺繍もしたいんですー」
と、ソノエさんに軽口を叩いたら、
「花の刺繍なら他の人もやってるじゃないですか」
と、真顔でさらりと言われ、目が醒めたのは数ヶ月前のこと。
ソノエさんはお客様です。
ずっと何かと気に掛けてくださって、時々メールをくださいます。
今回、寄付を前提とした物を作ろうと考え、
福島県の鳥の刺繍をしよう、とひらめいた時、
「ソノエさん、わたしらしい事ができそうです!」
と、心で彼女に報告をしていました。
もちろん、直接報告のメールをしてもよかったのですが、
なんかちょっと子供っぽくてはずかしいなと思ってしませんでした。
でもブログには書いちゃえ。
とりゃ!
110405 : Tuesday ― 2011年04月05日
Narcissus Flycatcher #9
希望のキビタキ その9。
Narcissus Flycatcher #10
希望のキビタキ その10。
キビタキの刺繍作品について、数件のお問い合わせをいただきました。
(このブログ、見てくださってる方がいるんですね…
友達がたまにのぞいてるだけだと思ってました)
ありがとうございます。
販売は、インターネットショップ「針と糸」さん、
西荻窪「woolly woolly」さん、
辻堂「おもて珈琲」さんがお力を貸してくださることになりました。
正式な販売スタートは来週末あたりになるでしょうか。
決まりましたら、あらためて告知させていただきます。
おもて珈琲のナツコさんが、この刺繍を『希望のキビタキ』と呼んでくださって、
それが照れちゃうぐらいとても気に入ったので、以降は『希望のキビタキ』と称することにします!
希望かな。
希望かな。
希望になれるかな。
なるならとっととなるといい。
早く刺繍しろってことです。
わたしです。
110406 : Wednesday ― 2011年04月06日
Narcissus Flycatcher #11
希望のキビタキ その11。
これはブックカバーにします。
* * *
新聞で避難所のたいへんな現状を伝える記事を読んでいた時、
「ここにマサヨさんがいたらみんな助かるだろうな…」
と、敬愛する姐さんのことを思わず考えてしまったわけですが、
ふと、「あれ?もしかして?」と紙面から顔を上げ、
友人女子たちのことを一人ずつ頭に浮かべてみました。
そしたら、なんか、有事に一緒にいると心強い人ばかりでした!
自分で仕事を見つけてよく動き、
場の雰囲気を和らげる優しさと賢さを併せ持ち、
泣いていい時はちゃんと泣いて、人を頼ることもできる。
わたしは本当に恵まれてる…と、うれしくなっちゃったのですが、
つまるところ、わたしがあまりにもアホの子ゆえに、
面倒見の良い人がほっとけなっくてつきあってくれている、
…という法則が立ち現れました。
友人には長女が多いです。そういえば。
ちなみに友人の男性陣のことをザッと思い浮かべたら、
よく働くだろうけどたまに3時間ぐらいいなくなってそう、とか、
よく働くだろうけどペース配分ができなくて翌日はいつまでも寝ていそう、とか、
よく働くだろうけどいきなりキレたらどうしよう、とか、
想像でハラハラしてきてしまったので、
「いや、力仕事は男性じゃないと!」
と、無理矢理思考を締め、他のハッピーなことを考えることにしました。
薔薇の上の雨粒。子猫のヒゲ。あったかいウールのミトン。
犬。鳥。パンダ。目玉焼き。
希望のキビタキ その11。
これはブックカバーにします。
* * *
新聞で避難所のたいへんな現状を伝える記事を読んでいた時、
「ここにマサヨさんがいたらみんな助かるだろうな…」
と、敬愛する姐さんのことを思わず考えてしまったわけですが、
ふと、「あれ?もしかして?」と紙面から顔を上げ、
友人女子たちのことを一人ずつ頭に浮かべてみました。
そしたら、なんか、有事に一緒にいると心強い人ばかりでした!
自分で仕事を見つけてよく動き、
場の雰囲気を和らげる優しさと賢さを併せ持ち、
泣いていい時はちゃんと泣いて、人を頼ることもできる。
わたしは本当に恵まれてる…と、うれしくなっちゃったのですが、
つまるところ、わたしがあまりにもアホの子ゆえに、
面倒見の良い人がほっとけなっくてつきあってくれている、
…という法則が立ち現れました。
友人には長女が多いです。そういえば。
ちなみに友人の男性陣のことをザッと思い浮かべたら、
よく働くだろうけどたまに3時間ぐらいいなくなってそう、とか、
よく働くだろうけどペース配分ができなくて翌日はいつまでも寝ていそう、とか、
よく働くだろうけどいきなりキレたらどうしよう、とか、
想像でハラハラしてきてしまったので、
「いや、力仕事は男性じゃないと!」
と、無理矢理思考を締め、他のハッピーなことを考えることにしました。
薔薇の上の雨粒。子猫のヒゲ。あったかいウールのミトン。
犬。鳥。パンダ。目玉焼き。
110407 : Thursday ― 2011年04月07日
rabbit.
グレーのうさぎ。オーダー品です。
* * *
3月22日
> こんなに危なくて、コントロールできないのに、どうして原発を作るんですか?
14才の友人の息子から、こんなメールをもらいました。
* *
さてどうする。
わたしが広瀬隆『危険な話』を勧められたのは17才。
何とか持ち堪えることができた年齢でしたが、彼は14才。
環境問題や原発の問題に関心を寄せて生きるのは、日常生活に差し障りが出ます。
地獄とは言いませんが、煉獄ではある。
半日考えて、
やりとりの内容を両親に報告し、彼の様子を確認してもらいながら、
答えられることは答えることにしました。
毎日ではありませんでしたが、2週間続きました。
* * *
> こんなに危なくて、コントロールできないのに、どうして原発を作るんですか?
最初の質問に対する、わたしの最初の答えはこうでした。
< 儲かるからです
身も蓋もないと感じられるかもしれませんが、熟考の末、こう答えました。
「巨額のお金が動くから」などの “ 文語体 ” は遣わないことにしました。
話は一筋縄ではいかない分野だし、
生まれる前から知っている彼に対して、わかりやすさを優先したかったからです。
> 誰がもうけているのですか?
< 特定の誰、ということはわかりません。
そもそも特定の人がいるかもわかりません。
実際にお金を見たこともないし、
この人です、って人に会ったことがないからです。
答えの結末が曖昧でごめんなさい。
ここで終わるかと思いきや、
> お金の流れとかを教えてください。
と、メールがありました。
さらなる一歩が踏み出されました。
* *
まずは自分たちの生活と電気がどうつながっているかの確認から始めました。
一人にいくつ、コンセントが必要か。
ゲーム機。携帯電話。パソコン。家にある電気製品の数。
そこから、“ 豊かな生活 ” についての自分たちのイメージや、
今、考えられている “ 豊かな社会 ” ということを話しました。
途中からまどろっこしくなって電話でのやりとりに変わりました。
「池上彰はどうしてそういうことを説明しないの」
「池上さんにも都合があるの。どうしてかっていうと、」
テレビという媒体。CMというもの。消費者。企業。
納められる税金の話から、政治の話へ。
捨てなくても使える物を処分してでも、
消費を促して景気を回復させんとしたエコカー減税やエコポイントについて
良いところと悪いところを考えたり、
安い服を買っては捨てて燃やしているその燃料は、
資源であり、輸入品であり、買っているお金は税金だと話したり。
太陽光発電が発展しなかった理由。
地方の過疎化。
アメリカとフランスの支援の背景。
話はあちこちに飛びました。
彼が怒って電話してきたこともありました。
「おばちゃんだってパソコン使ってテレビの仕事してたじゃないか!」
「うん。してたしてた。
でもその時は稼ぎの一定の割合を寄付してたよ。
多分まだ領収証があるよ。今すぐ見たければ画像送るよ。」
「りょうしゅうしょうって何」
「お金を払いましたって証拠の紙のこと」
ついでに“領収証” の説明。
* *
「原発って、こんなにみんなが反対してるのに、よくいっぱい作れたよね」
「ほんとだね。
実は誰も望んでいませんでした、って意見で賑わってるのは、
太平洋戦争の後も同じだったみたい
みんな黙ってて、でも何かあった後で、それみたことかって言うの、
よくないね」
こんな会話から、戦争の話にも及びました。
そもそも、戦争が儲かるということが理解しがたい仕組みだったようで、
ここにも混乱がありました。
「ミサイルも戦闘機も、すごく高いから」
と言っても、なかなかピンとこなかったようです。
わたしもそうだったな。
* *
ひとつ、保留にしたのは、
原爆を落とされた国がなぜ原発を持つのかについて。
……そこ、気がついちゃうの。君は。
今こそケイコさんに生きていてほしかった!
わたしに『危険な話』を勧めた方です。
「それは、ちゃんと説明できない
いつかあなたが調べてわたしに教えてくれたらいいと思う」
と、逃げました。
本当に答えられなかったからですが、まあ、逃げました。
この日が3月29日。
ブログに原発のことを書いた日です。
* * *
2週間、彼は落ち込み、怒り、食欲を失い、
落ち着いて眠ることもできなくなっていたそうです。
両親とも、おそろしかったことでしょう。
わたしもおそろしかった。
生まれる前から知っている、人様の大事な大事な男の子を
自分が煉獄だと思っている世界へ案内しているのだから。
しかし、苦しみながらも質問を続ける彼の力はすごかった!
* * *
春休み最後の日が、一連のやりとりの、とりあえずの最後の日になりました。
「あのさあ、
原発のこととか環境の事ってすごく落ち込むことなのに、
途中でイヤにならなかった?」
と、彼に尋ねられました。
「知ってしまったら頭から離れないでしょ」
「まあね」
「でももっとシンプル。
小さい時に、自分が死んじゃったあとも人が生きていくんだなー、とか考えたことなかった?
あと、歴史の勉強をしていて、
何千年も前から地球に人が暮らしてたって勉強した時、
この後何千年も地球には人が住めるんだろうか、って素朴に思ったし」
「おんなじこと考えたことある」
「自分が死んじゃった後も、生きていく人たちがいるんだから」
「うん 津波でなくなっちゃった町をこれから新しく創るなら、
世界一いい町になるといいなって考えたよ
緑がいっぱいあるような」
* * *
彼の人生は続き、
どうしたって世界は続いてゆくのです。
聡明な彼と、その友人の未来が良いものであるように、
祈りと祝福を捧げます。
Hurry boy, it's waiting there for you.
グレーのうさぎ。オーダー品です。
* * *
3月22日
> こんなに危なくて、コントロールできないのに、どうして原発を作るんですか?
14才の友人の息子から、こんなメールをもらいました。
* *
さてどうする。
わたしが広瀬隆『危険な話』を勧められたのは17才。
何とか持ち堪えることができた年齢でしたが、彼は14才。
環境問題や原発の問題に関心を寄せて生きるのは、日常生活に差し障りが出ます。
地獄とは言いませんが、煉獄ではある。
半日考えて、
やりとりの内容を両親に報告し、彼の様子を確認してもらいながら、
答えられることは答えることにしました。
毎日ではありませんでしたが、2週間続きました。
* * *
> こんなに危なくて、コントロールできないのに、どうして原発を作るんですか?
最初の質問に対する、わたしの最初の答えはこうでした。
< 儲かるからです
身も蓋もないと感じられるかもしれませんが、熟考の末、こう答えました。
「巨額のお金が動くから」などの “ 文語体 ” は遣わないことにしました。
話は一筋縄ではいかない分野だし、
生まれる前から知っている彼に対して、わかりやすさを優先したかったからです。
> 誰がもうけているのですか?
< 特定の誰、ということはわかりません。
そもそも特定の人がいるかもわかりません。
実際にお金を見たこともないし、
この人です、って人に会ったことがないからです。
答えの結末が曖昧でごめんなさい。
ここで終わるかと思いきや、
> お金の流れとかを教えてください。
と、メールがありました。
さらなる一歩が踏み出されました。
* *
まずは自分たちの生活と電気がどうつながっているかの確認から始めました。
一人にいくつ、コンセントが必要か。
ゲーム機。携帯電話。パソコン。家にある電気製品の数。
そこから、“ 豊かな生活 ” についての自分たちのイメージや、
今、考えられている “ 豊かな社会 ” ということを話しました。
途中からまどろっこしくなって電話でのやりとりに変わりました。
「池上彰はどうしてそういうことを説明しないの」
「池上さんにも都合があるの。どうしてかっていうと、」
テレビという媒体。CMというもの。消費者。企業。
納められる税金の話から、政治の話へ。
捨てなくても使える物を処分してでも、
消費を促して景気を回復させんとしたエコカー減税やエコポイントについて
良いところと悪いところを考えたり、
安い服を買っては捨てて燃やしているその燃料は、
資源であり、輸入品であり、買っているお金は税金だと話したり。
太陽光発電が発展しなかった理由。
地方の過疎化。
アメリカとフランスの支援の背景。
話はあちこちに飛びました。
彼が怒って電話してきたこともありました。
「おばちゃんだってパソコン使ってテレビの仕事してたじゃないか!」
「うん。してたしてた。
でもその時は稼ぎの一定の割合を寄付してたよ。
多分まだ領収証があるよ。今すぐ見たければ画像送るよ。」
「りょうしゅうしょうって何」
「お金を払いましたって証拠の紙のこと」
ついでに“領収証” の説明。
* *
「原発って、こんなにみんなが反対してるのに、よくいっぱい作れたよね」
「ほんとだね。
実は誰も望んでいませんでした、って意見で賑わってるのは、
太平洋戦争の後も同じだったみたい
みんな黙ってて、でも何かあった後で、それみたことかって言うの、
よくないね」
こんな会話から、戦争の話にも及びました。
そもそも、戦争が儲かるということが理解しがたい仕組みだったようで、
ここにも混乱がありました。
「ミサイルも戦闘機も、すごく高いから」
と言っても、なかなかピンとこなかったようです。
わたしもそうだったな。
* *
ひとつ、保留にしたのは、
原爆を落とされた国がなぜ原発を持つのかについて。
……そこ、気がついちゃうの。君は。
今こそケイコさんに生きていてほしかった!
わたしに『危険な話』を勧めた方です。
「それは、ちゃんと説明できない
いつかあなたが調べてわたしに教えてくれたらいいと思う」
と、逃げました。
本当に答えられなかったからですが、まあ、逃げました。
この日が3月29日。
ブログに原発のことを書いた日です。
* * *
2週間、彼は落ち込み、怒り、食欲を失い、
落ち着いて眠ることもできなくなっていたそうです。
両親とも、おそろしかったことでしょう。
わたしもおそろしかった。
生まれる前から知っている、人様の大事な大事な男の子を
自分が煉獄だと思っている世界へ案内しているのだから。
しかし、苦しみながらも質問を続ける彼の力はすごかった!
* * *
春休み最後の日が、一連のやりとりの、とりあえずの最後の日になりました。
「あのさあ、
原発のこととか環境の事ってすごく落ち込むことなのに、
途中でイヤにならなかった?」
と、彼に尋ねられました。
「知ってしまったら頭から離れないでしょ」
「まあね」
「でももっとシンプル。
小さい時に、自分が死んじゃったあとも人が生きていくんだなー、とか考えたことなかった?
あと、歴史の勉強をしていて、
何千年も前から地球に人が暮らしてたって勉強した時、
この後何千年も地球には人が住めるんだろうか、って素朴に思ったし」
「おんなじこと考えたことある」
「自分が死んじゃった後も、生きていく人たちがいるんだから」
「うん 津波でなくなっちゃった町をこれから新しく創るなら、
世界一いい町になるといいなって考えたよ
緑がいっぱいあるような」
* * *
彼の人生は続き、
どうしたって世界は続いてゆくのです。
聡明な彼と、その友人の未来が良いものであるように、
祈りと祝福を捧げます。
Hurry boy, it's waiting there for you.
110408 : Friday ― 2011年04月08日
Narcissus Flycatcher #12
希望のキビタキ その12。
地震から4週間、概ね元気で過ごしているわたくしですが、
やはり疲労もあるのか、意識のタガが外れる瞬間があるようで、
テレビを見ながら
♪ハーゲ ハゲハゲ ハゲてるの〜
と歌っていました。
その時テレビには薄型の方々が映っていました。
横にいたダンナに「そんな、歌わんでも」と諫められました。
ショックでした。
希望のキビタキ その12。
地震から4週間、概ね元気で過ごしているわたくしですが、
やはり疲労もあるのか、意識のタガが外れる瞬間があるようで、
テレビを見ながら
♪ハーゲ ハゲハゲ ハゲてるの〜
と歌っていました。
その時テレビには薄型の方々が映っていました。
横にいたダンナに「そんな、歌わんでも」と諫められました。
ショックでした。
110409 : Saturday ― 2011年04月09日
Sparrow and Mimosa.
雀とミモザ。
ミモザはお客様からリクエストをいただいて刺繍してみたのですが、
ぽこぽこしておもしろい感じになるのと、
春に咲く黄色い花の力を刺繍で再現できたらいいなーと思い、
幾つか流用させていただいています。
(ユミさん ありがとうございます!)
そもそも雀もお客様からのリクエストでしたっけ。
(ヨウコさん ありがとうございます!)
これは直径28mmのくるみボタンです。
直径27mmのブローチタイプも作りました。
woolly woollyさんに納品済みです。
どうぞよろしくお願いします。
雀とミモザ。
ミモザはお客様からリクエストをいただいて刺繍してみたのですが、
ぽこぽこしておもしろい感じになるのと、
春に咲く黄色い花の力を刺繍で再現できたらいいなーと思い、
幾つか流用させていただいています。
(ユミさん ありがとうございます!)
そもそも雀もお客様からのリクエストでしたっけ。
(ヨウコさん ありがとうございます!)
これは直径28mmのくるみボタンです。
直径27mmのブローチタイプも作りました。
woolly woollyさんに納品済みです。
どうぞよろしくお願いします。
110411 : Monday ― 2011年04月11日
rabbit.
グレーのうさぎ。色合い調整中。
* * *
地震以降ふさぎがちな母でしたが、
「被災地の子供にレッスンバッグや上履き入れを作って送りましょう、っていうボランティア活動があるよ」
と、教えたら、がぜんはりきって作り始めました。
「ストックしてあった生地を活かせるわ〜」と喜んでます。
同じ生地で同じ形の物を作る時はヒモの色を変えたり、
男の子の分と、女の子の分と、数を均等にしたり。
ぬかりなし。
グレーのうさぎ。色合い調整中。
* * *
地震以降ふさぎがちな母でしたが、
「被災地の子供にレッスンバッグや上履き入れを作って送りましょう、っていうボランティア活動があるよ」
と、教えたら、がぜんはりきって作り始めました。
「ストックしてあった生地を活かせるわ〜」と喜んでます。
同じ生地で同じ形の物を作る時はヒモの色を変えたり、
男の子の分と、女の子の分と、数を均等にしたり。
ぬかりなし。
110412 : Tuesday ― 2011年04月12日
Narcissus Flycatcher and Peach Blossom.
希望のキビタキと桃の花。
* * *
大震災から数日後の3月13日、
コペンハーゲンにいるカナさんからメールが来ました。
災害の支援と復興に対し、
「特にわたしたちの世代は実力を発揮しなければ」
と書かれていました。
この言葉は、わたしには熱い鉄の塊のように感じられました。
遠い国から日本を思う気持ちは、想像力とあいまって、
恐怖も多かったのではないでしょうか。
胸中は想像も付きませんが、その距離が生んだ強い思いが迫ってきました。
ちょうどいい温度を作り出すことに長けたわたしたちは、
程度の見極めや、やりとりが上手なので、たくさん、たくさん役に立ちたい。
伊達に生きてきたわけじゃないんだよって言えるように活躍しなくては。
希望のキビタキと桃の花。
* * *
大震災から数日後の3月13日、
コペンハーゲンにいるカナさんからメールが来ました。
災害の支援と復興に対し、
「特にわたしたちの世代は実力を発揮しなければ」
と書かれていました。
この言葉は、わたしには熱い鉄の塊のように感じられました。
遠い国から日本を思う気持ちは、想像力とあいまって、
恐怖も多かったのではないでしょうか。
胸中は想像も付きませんが、その距離が生んだ強い思いが迫ってきました。
ちょうどいい温度を作り出すことに長けたわたしたちは、
程度の見極めや、やりとりが上手なので、たくさん、たくさん役に立ちたい。
伊達に生きてきたわけじゃないんだよって言えるように活躍しなくては。