151017 : Saturday2015年10月17日

shablonen.
ドイツ語ですね。

英語だとtemplates.
薄い銅板です。
欧州で刺繍をする人にはすぐにわかるものなのでしょうか。
わたしは初めて見ました。

ユリさんがハンブルグの市場で
「リネン刺繍とテンプレートの銅版を売っている店」
に遭遇し、送ってくれたものです。


* *
薄い色のアイシャドウを固い筆に取って、
トントンと粉を置き、
透かし彫りの部分に図案を写します。
この、「薄い色のアイシャドウをかたい筆で」
というのも、そのお店でユリさんが
売り子のおばちゃんに実演して見せてもらって
メールで教えてくれました。


 * * *
刺繍!
銅板のイニシャルは、SとJです。
SとIを探してくれたそうですが見つからず、
それもそのはず、文字の組み合わせは決まっていて、
SとIの組み合わせはそもそも無いのだそうです。

「jとiは似てるしこれがいいわよ!」
と、お店のおばちゃんが勧めてくれたと。
ははは。
似てる似てる!

この “ shablonen ” 自分用の刺繍と、
他の何かにもどんどこ使います。


送ってくれたのは8月でした。
やっと、やっと、刺繍できたなぁ…。


* * *
今日の午前中、六義園へ行きました。
雨の日の公園はすいていて狙い目。

しかも小雨だったので、
六義園の歩道のたくさんの木々の下では
傘が要りませんでした。
園内の35mの山(藤代峠)の上から撮った景色。

素人の写真を載せてもつまんないので、
あとは割愛だよ、っと。


* *
と、言いつつ1枚だけ。
通常は閉門している染井門です。
の、このケヤキたち!

ケヤキの盆栽を手がけている方ならおわかりでしょう。
(いないか、そんな人)

ケヤキというのは一本一本、育ち方に性質があります。
キノコみたいに枝が横に広がる形とか、
枝の分かれ方が段々だったりとか。

この門の周囲に植えられていたケヤキは、
立てに細長く、一ヶ所で枝分かれしている樹形ばかりでした。
しかも何本も。

この門の位置に相応しい木を見極めて、集めて、
植えた職人さんがいたんだな!と、満足して帰ってきました。

こういうとこ見るの好きね。

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