160324 : Thursday2016年03月24日

“ 薬袋 ” を発送する時、
品名に「布小物」と記入していましたが、
今日からは「布製の袋」にします!


* *
何の話かというと、

さっき、郵便局から電話がかかってきました。
「布小物」だと、正体がはっきしないので、
航空便にできないのだと。

リチウム電池とかアルコールとか
毒物が入っている可能性がぬぐえないので、
陸路になっちゃうのだそうです。

空でも陸でも海でも
国内であれば大差はないかもしれませんが、
先々の事を考えて、今後は「布製の袋」で統一です。


* *
ちなみに、
局員の方は飛行機に乗せるべく、
「布小物というのはどういったものでしょうか」
と質問してきました。
(企業努力)

「ポーチです」と答えたら、
電話の向こうの局員さんは少し黙った後、
「布製の袋、と書き換えてもよろしいですか?」と。

はい。
いいです。
むしろなんかいいです「布製の袋」。
あれは布製の袋です。

「あっ、でも金属の金具がついていますが!」と申告したら、
「それは何でもいいです」とのことでした。

何でもいいと言われて吹きそうでしたが、
毒物と言われた時が、一番おもしろかったです。
わたしの身の回りの毒物といったら、
ジャガイモの芽ぐらいですけれど。

* *
そんなわけで、今日発送したレターパックは
空を飛んでお客様の元へ運ばれて行きます。


* * *
曖昧な表現が許されなくなってきているご時世。
わたしがチクチクと作った小さな物が、
表記ひとつで郵便局の人を惑わせたかと思うと、
じわじわと笑えました。

いえいえ、笑い事ではないのです。
むしろ嘆くところかもしれません。
鷹揚だった世の中はどこへ?と。

けれどわたしは、
「あの頃はよかった」
という地点を作ってしまったら
その先はシアワセになりようがないと知っておりますし、

それで事件や事故の予防になるのであれば
慎んで協力させていただきます。

そういえば、ヤマト運輸でもそうでした。
花火やマニキュアもアウトだったはずです。
一度調べておくと、届くはずの荷物がUターン、
というつまらないことも起こらなくなるでしょう。