110607 : Tuesday2011年06月07日

今日は小さな刺繍。
ウッカリして右手薬指の爪の横をケガしました。
小さな傷の割に治りが遅いので外科に行ったら、肉芽種という名前のあるケガで、
軟膏と化膿止めの飲み薬を処方されました。

傷も痛みもまったく大したことはないのですが、
今のうちに治しておかないとおそろしい外科的処置が待っているので、
刺繍を控え目にするかもです。
実際、ちょっと作業しにくいですね。
薬指や小指を傷めるたびに、手全体に力が入らないもんだ、役割があるんだ、とよくわかります。

『針と糸 売り切れ』状態を早く何とかしたいと思っていたのですが、
早く、ではなく、いいものを、という方向にすべくじっくり取り組みます。


* * *
はい、ここから別件。

熱さ対策に「緑のカーテン」を導入される方も多いかと思われます。
先日の日経新聞にもおすすめの種類が載っていてわくわくしました。

 1位 ゴーヤー:葉からの水分の蒸散が盛ん
 2位 アサガオ:生育が旺盛で葉やツルがよく伸びる
 3位 ヘチマ:一枚一枚の葉が大きいのでカーテンに適している
 4位 フウセンカズラ:実や種がかわいらしい

など、どれも手を出したくなるのですが。(特に4位)
わたしが暮らす家は慢性的に風が強いので、おそらく風害で育ちません。

ダメなものはダメ、といつもならサクッと忘れるのですが、
今年はじくじくとあきらめがつかず、ならばせめて「ベランダ緑化」はどうかと考えました。
使っていない植木鉢に、熟成中の土を入れて並べて何かを育てれば、
少しは熱をどうにかするのでは。

…と、そこまで考えたものの、植える植物をなかなか決められずにいました。

そして昨日の夜、突然ひらめいたのは、花屋さんやホームセンターで花や苗を買うのではなく、
道に生えている野草を何種類も集めよう、ということでした。
子供の頃から好きだった(ほんとに異様に好きだったと父も母も証言)野の花たち。

一種類ではなく、いろいろな種類を雑多に植えることで、土が健全になるかもしれない。
(商業用に単体種を植えた林は土壌が弱くなるのです)
マメ科の植物も見つかれば、窒素で土が痩せないかもしれない。
(春先、田んぼにレンゲソウが咲いているのはマメ科だからだそうです。耕す時に一緒に鋤込むとか)

というわけで、近所を歩くついでに野草ハンティングにいそしむことにしました。
今日はハコベとツメクサを獲得。
どちらも白くて、すごくよくできた造形の極小の花が咲きます。
ラブ!
ラブだ!

梅雨の間に色々集めて、繁ってくれるように環境作りをします。
けれどおそらく、野の花は人間の思惑通りにはいかないはず。
簡単に繁るか、簡単に枯れるかでしょう。

うまくいくでしょうか。
うまくいったらここで報告します。